親子で受けたいじめ体験談実話 子供をいじめから守る方法

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実話① まずは、子供の心に安心感を持たせ、先生には予防策をお願いする!

子供をいじめから守る方法は、ズバリ言うと子供の心に自信または安心感を持たせることが早道です。
実際に、親子でいじめられているウチの例をとってお話ししたいと思います…

 

手をつなぐ

 

子供に自信または安心感を持たせるためには、まずはいじめにあっても頑張れる心耐えられる心が必要です。

 

その準備を、まずはしましょう。

 

最初に私がした事それは…
ウチは離婚しているのですが…、まず子供に私が離婚に至った経緯を正直に話し、私達親子の家庭は普通の家庭とは違う事、皆とは違ってシングルマザーの子供であるという事を、子供に理解してもらうことからスタートしました。
世間一般的にはシングルマザーの子供はどの様に見られているのか…
そして、これから学校でいじめが起きたときの話もしておきます。

 

母が離婚という選択をしたのは、「離婚したほうが今より幸せになれるから」
「離婚した方が離婚しないよりも、私とあなたが幸せになれるから」と話しました。
そして、「離婚をするということは、決して悪いことではない」ということを話しました。
ただお金の面では、貧乏で「ごめんね…」と…。

 

シングルマザーの子供という事を理解したうえで、
次に話したのは、
「でもがっがりしなくていいんだよ!」と伝えます。
「あなたと同じようにお父さんがいない子供は、他にもいっぱいいるんだよ」と話します。

 

自分だけじゃないという事に気づいてもらうことと…
どういう理由にせよ母が離婚して、
あなたからお父さんという存在を無くしてしまったことを本気で謝罪します。

 

 

思い返せば…
初めてお父さんについて疑問を抱き、私に聞いてきた年齢は、まだ幼い4歳の時でした。
「パパ… パパ…」あの場面を今でも思い出すと悲しみが蘇えってきます…

 

きっかけは保育園の運動会で、他の子が父親に肩車をされているのを見て
私にも同じように肩車をしてと、せがまれたときでした。
それから息子のなかで、お父さんに関する疑問が芽生えてきたようです。
息子は小学校に入学する頃には、「僕にはお父さんがいない」という事をわかっていました。

 

息子からお父さんについて質問されたときは、ちょうど小学校に入ったばかりの頃です。
この様なお父さんに関しての話をしたのは全て、子供側から質問されたときでした。
いつか来るだろうと思って準備はしていましたが、年齢が幼くてもその年齢に合った伝え方で
先に述べた事を愛情を込めて話してあげて下さい。
正直… こんなにも年齢が幼くても聞いてくるというのは意外でしたが…
どちらかというと親から話すよりも、子供が聞いてきた時に話してあげるのが自然なその子の時期だと思います。

 

そして息子には、もしこれから学校で嫌な事を言われたり、されたりしたら絶対にお母さんに話してね!
「あなたをまもるから…」と言っておきます。

 

この段階で、子供の心には安心感が生まれます。
そして親子で「いじめ」に対する心の準備も整いますので、安心して小学校生活をスタートする事ができます。何も知らずに小学校生活をスタートして、いじめに合うよりも安心です。

 

予防策

 

次に学校への予防策をとります。
担任の先生へいじめが起きたときの家庭の事情を話し、対処をお願いしておきます。

 

ウチの場合は小学校一年生の時、いじめが起きるかどうか様子をみました。
すると、髪の毛を切られるという事態が起こりました。
その時の担任の先生は1年で退職となってしまった為、自分達親子の事については、あえて詳しい話はしませんでした。

 

子供が小学校2年生になって靴事件が起きたとき、担任になった先生に私達親子の事について詳しく話しました。

 

※ 先生に打ち明ける際には、約束ごとをかわしましょう!

  • 基本は、学校でいじめが起きた場合には正しい判断をして子供を導いてほしいという事を伝えます。
  • もし、先生が退職又は異動、クラス替えなどで担任を外れた場合でも、学校内に居るならば引き続き見守ってくれる事と、学校からいなくなった場合には違う先生に引き継いでもらうという約束を交しました。
  •  

    ※ できれば、小学校6年間同じ学校にいてくれる先生がベストなんですが、なかなかそうもいきませんので…

 

先生へ話した内容

 

私達親子の事情環境子供の性格などを打ち明けました。
そして、何故ウチの子がいじめられているのかを…?

 

家庭環境: シングルマザー親子
離婚調停: 勝訴
経済面  : 貧乏
町内環境: 元夫の姉の家が学校のすぐ傍にあり、離婚後何十年も親子で嫌がらせを受け続けて
        いる事 (水をかけられたことも…)
        また、その姉が原因で町全体に様々な虚偽の噂話をされ、
        その事が原因で言われのない事が頻繁に起こり困っている事…

 

<子供の性格について>
・無理に押し通すことはしない
・優しすぎる
・人に譲る
・前へ前へと出ていくことはしない
・恥ずかしがり屋
・読書が好き
・生き物が好き
・周りをよく観ている
・お父さんがいないということを話している事

 

こういった内容を先生へ事情を話し、対処していただきました。

 

 

ある日…
学校に、近所の方から通報があったという話を先生からされました。
内容は、ウチの息子が友達の上に馬乗りになり、殴るなどの暴力をふるっていたという通報でした。

 

「お母さん。実は、こんな電話が学校へあったんですが…」

 

「一緒に帰っていた友達に事実確認をしたところ…
そのような事実は無いという事がわかり
それで、ご報告が遅れました。」

 

 

「息子さんの担任になって、私も分かったんですが、
なんかおかしいんじゃないかって…
息子さんの性格上、そのような子には見えないとは思っていたんですよ…」

 

 

「そうですか…」
「先生、先ほどの事情の通り、
元夫の姉の噂話を信じてしまっている近所の人達からも
心無い嫌がらせを受けている状態です。」

 

「 これから学校で息子や私に関する
身に覚えの無い噂話が起きる可能性が充分ありますので、
今回のように電話や噂話があったときは
すぐに鵜呑みにせずに、
必ず、息子や私に事実確認をして戴けませんか? 」

 

「宜しくお願い致します」 と切実にお願いしました。

 

 

「わかりました。」

 

 

このように学校の先生へ事情を話し、予防を張るのは必須です。

 

実際に、この方法で子供を守る方法を取ったことで私達親子は先生という味方を持った事で、
安心感に繋がりました。
子供の気持ちも安心したようでした。

 


 

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